家康の名刀が若い女性に人気

愛知県名古屋市東区の徳川美術館が所蔵する徳川家康の名刀「鯰尾藤四郎」が今、若い女性の間で人気を呼んでいるそうだ。刀剣を擬人化したオンラインゲーム「刀剣乱舞」に同名の美男子キャラが登場したのがきっかけのようだ。女性のゲームファンから「本物が見たい」との要望が相次ぎ、同館で4月12日まで特別公開しているそうだ。刀は長さ38.5センチで、鎌倉時代中期の刀工・粟田口吉光の作だそうだ。なぎなたとして作られ、豊臣秀頼が愛蔵していたが、慶長20年の大坂夏の陣で大阪城とともに焼けたものを、家康が脇差として打ち直させたとされている。形が鯰の形に似ていることから名付けられたそうだ。刀剣愛好家にはかねてから知られ、同館では定期的に公開されていたが、関心を持つ層は限られていたという。しかし先月14日にDMMゲームズで刀剣乱舞が公開されると、下旬から美術館に「いつ公開しますか」という女性の問い合わせや来館者が急増したそうだ。刀は今夏、家康の企画展で公開される予定だったが、急遽前倒ししたとのこと。公開初日の10日には平日にもかかわらず、朝から多くの20代の女性らが来館し、名刀に見入っていたそうだ。ゲーム「刀剣乱舞」のユーザー数は50万人を突破、現在新規登録ができないほどの人気だそうだ。ゲームの影響で若い女性の間で日本刀ブームが起こるとは驚きだ。