神戸の転換点

1995年1月17日に発生した兵庫県南部地震による阪神・淡路大震災では市内のほぼ全域で震度7を観測。
市街地と港、道路、インフラは甚大な被害を受けたが急速に復興を遂げ、2005年には国内3番目の市営空港として神戸空港が開港した。
これが大きな転換点となっただろう。
住みやすさの観点で、ECAインターナショナルが世界400余りの都市の、気候、医療サービス、インフラ、安全性、大気品質などの生活水準を調査し発表した「世界で最も住みやすい都市」で、日本の都市で唯一トップ10に入り、世界全体で5位、アジア内ではシンガポールに次ぐ2位に選ばれている。
「神戸」という地名は、現在の三宮・元町周辺が古くから生田神社の神封戸の集落であったことに由来する。
西国街道の宿場町であり北前船の出発地の一つでもあった兵庫津に近く、廻船問屋が軒を並べていた神戸村を指していた。
神戸三社をはじめとする市内・国内にある神社の神事に使うお神酒の生産にも係わり、前述の有馬温泉や神封戸の形成も市名の由来に関係している。
海運においても古くから盛んで、近代には世界の市場にその名を知られるほどに隆盛していった。
以降も貿易・鉄鋼・造船・機械・製造・ゴム・真珠加工・観光等の産業を中心に発展、ファッション・医療・食料品などの産業も近年は盛んである。